肝臓の健康を保つオルニチン

オルニチンというのは非必須アミノ酸の一種で、肝臓のサポート力が強いということで広く知られています。
肝臓は解毒、代謝、更には消化液を生成、分泌するという重要な役割を持つ臓器ですが、この臓器を守る、サポートする働きを持っているのがオルニチンです。

遊離アミノ酸といわれるオルニチンは、肝臓などの臓器にとどまることなく血液内に存在する成分です。
血液中に溶け込んでいるこの成分は体内をくまなく循環し、老廃物を肝臓に運び、アンモニアなど体に有害な物質を解毒する等の働きを持っています。

肝臓というのは体の中に存在する臓器の中で最も大きく、働き者の臓器として知られています。
また無言の臓器と呼ばれているように、辛抱強い臓器です。
肝臓を80%くらい切り取っても修復しつつ働くといいますから、非常に強い臓器という事がわかります。
でも無言の臓器であり、辛抱強く働く臓器だからこそ、困る事もあるのです。
それは、かなりのダメージがありどうしようもない状態に近くならないと、痛み、違和感などが出てこないのです。

この肝臓に深くかかわっているのがオルニチンです。
アンモニアを解毒する際、アンモニアを分解する事が必要なのですが、この解毒はオルニチンサイクルと呼ばれています。
アンモニアの解毒を行うこのサイクルを活性化させ、解毒をスムーズに行うために活躍してくれるのです。
そのため、この成分は肝臓を健康に保つために欠かせない成分という事が理解できるでしょう。

オルニチンは解毒のほかに、TCAサイクルというエネルギー産生に係るサイクルにも効果を発揮します。
というのも、このTCAサイクルというエネルギー産生のサイクルを阻害してしまうのがアンモニアなんです。
オルニチンサイクルが活性化され、しっかりアンモニア解毒が出来れば、TCAサイクルを阻害する事もなく、エネルギー産生が行われるようになれば、疲労回復もより早く行われますので、元気で強い体作りにも欠かせない成分なのです。

食品から必要量を摂取するのには限界があります。
そのため、サプリメントなどによってうまく補い、肝臓の健康を高めていくことが望まれます。

しじみで免疫力向上も期待できます。