シトルリンとオルニチン

オルニチンを語る際、アルギニン、シトルリンは欠かせない成分です。
アルギニンは大人になると体内で合成できるようになりますが、子どもの頃は体内合成がとても弱く、スピードも遅いので必須アミノ酸となります。
シトルリンとオルニチンはアミノ酸の中でも遊離アミノ酸という分類になります。

オルニチンは肝臓に良い働きをするとして知られています。
アンモニアは体内に不必要な有害物質ですが、このアンモニアは肝臓に運ばれオルニチン回路と呼ばれる尿素回路によって尿素に分解されます。
この時必要になるのが、アルギニンによって生成されたオルニチンであり、この分解の過程で誕生するのがシトルリンという成分なのです。
アルギニンによって尿素回路にオルニチンが供給され、その過程で生まれるシトルリンによって肝臓を保護する、つまり、一連の流れに必要な成分たち、という事です。

肝臓は代謝、老廃物の解毒などの働きを持っています。
腎臓も老廃物を体外に排出するという大切な役割を持っています。
血液をろ過し老廃物や塩分など、不必要な成分を体外に出す、これによって私たちは健康的な活度が可能になるのです。
腎臓にしても肝臓にしても、この臓器が悪くなれば、ろ過、老廃物の解毒、排出という事が出来なくなりますので、体内には毒素がたまり、血液の全交換「透析」が必要になる事もあります。
肝臓も腎臓も生活の中の様々なことでダメージを受けやすいところなので、しっかり健康を保つことが必要となるのです。

そこに必要となるのが、肝臓の機能をアップしてくれる、働きをサポートしてくれるオルニチン、腎臓の働きを強化し、むくみなどを解消してくれるシトルリンです。
アルギニンによって必要なオルニチンが生成され、その後、分解の過程でシトルリンとなる、という老廃物分解の過程を見ていると、いずれの成分も健康に生きていくために必要不可欠な成分という事が良く理解できるでしょう。
サプリメントなどを購入する際にも、しっかりオルニチンとシトルリンの事を理解して行くことが必要となります。